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タイトルは壮大だけど、表紙はなんだかポップでかわいい。
短いエッセイ(だいたい12ページくらい)が15編。
本屋で平積みされていて、「みんな人生の経営者!」と表紙にあってそれが良くて手に取りました。
上司はなぜ無能なのか?バージョンもあるみたいですが、そっちだったら手に取らなかったかもしれません・・・
平積みにされた本を一冊手に取ってパラパラ(何冊も同時にめくれるはずもない)。
ちょっと立ち読みして、
え、なんか面白い!!
と、うっすい感想を持ち購入を即決しました。
岩尾俊兵さんの本は初めて読んだのですが、とても自虐的な笑いといいますか・・・ご本人は「令和冷笑式」と表現されていて
へぇ・・・(若干困惑気味)
経営について全然知識がない人にもおもしろく読めるようにこうしたのか、ご本人のスタイルがこれなのか(たぶん両方)?
ときどき困惑しつつも、読み子は岩尾先生の笑いのセンス(?)が嫌いではないむしろ好きでさえあるので最後まで飽きずに読めました。
岩尾先生の知識量であったり頭の良さというのは、もんのすごく伝わってくるのですが
なんかおもしろいなこの人
という感想を最後までぬぐえませんでした(笑)。「すごいな」と「なんかおもしろいな」がほぼ同じ割合というか。読み子はそういう人が大好きなので、切り口とかすごいなと尊敬の念さえ抱くのですが最後まで「なんかおもしろい人」でした。
1編が12ページほどというのも読みやすかった理由かと。
そして1編ごとにタイトルがついているのですが(当たり前)、副題は全部パロディでタイトルをつけているんですよね。
わかりやすいところでいうと
元ネタ | パロディ |
君の膵臓を食べたい | きみの〇〇を食べたい:日常に潜む悲喜劇 |
そして誰もいなくなった | そして誰もいなくなる:不合理で笑えない、ありふれた話 |
誰がために鐘は鳴る | 誰がために紙を貼る:注意喚起におけるグレシャムの法則 |
このあたりもギャグなのかな?と思った一因ではあります。
でもこの本って新書なんですよね。(講談社現代新書です)
新書というものは、「わりと安価で!!ある分野の専門家が比較的わかりやすく専門分野を解説してくれているモノ」と読み子は思ってるんですよね。
そう考えると、新書としては大正解なのではと思うのです。
経営のけの字も知らないひとも「ふっ」て笑いながら読めると思います。
「世界は経営でできている」について紹介しました。
堅苦しいビジネス書には飽きたよ・・・という方はぜひ手に取ってみてほしいです(笑)
ちなみに読み子は「けいえい」にも「けいえいがく」にも疎いです(笑)。
著者が書いたこちらの本も読んでみたいなと思いました。
もちろん紹介したこちらもおすすめです。
ぜひ読んでみてね
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