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高田貴久さんと岩澤智之さんの著書、
問題解決~あらゆる課題を突破するビジネスパーソン必須の仕事術~
を読みました。感想をまとめます。
「問題解決」の内容は
「現場で使える」思考の技術・実行の作法
ということのようです。
帯に書いてました!(笑)
架空のストーリーを例題に解説していくという形になっています。小説部分も「ありそう~(笑)」と思いながら読めます。
TOYOTAなど名だたる大企業でも導入されている考え方をまとめた本です。
大きな企業だけでなく中小零細、個人のひともみんな使えるテキストだと思いました。
【感想】「問題解決」に書かれていること
本の目次は
- 第1章 問題解決の手順
- 第2章 問題を特定する
- 第3章 原因を追究する
- 第4章 あるべき姿を設定する
- 第5章 対策を立案する
- 第6章 対策を実行する
- 第7章 結果を評価し、定着化させる
各章、小説で実際に起こりそうな例と照らし合わせながら解説になります。
まず小説を読み、細かく解説。ボリュームとしては、小説1:解説4くらいかと。
- どんな業種・職種でも問題解決の手順は共通であること
- how思考の落とし穴
- 「どこどこ分析」と「なぜなぜ分析」
- 優れた対策案の3つの要件
- 「因果の構造図」を使って考える
- 「発生型の問題」と「設定型の問題」
これらのことを体系的にわかりやすく丁寧に解説されています。全ビジネスマンの本棚にあっていい本だと思いました。
「問題解決」を読んだ感想
少し古い本ではありますが、内容はずっと使えそうだと思いました。
フレームワークはいくつか出てきますが、一番出て来たのはMECE(モレなくダブりなく)です。そしてMECEが一番大切で難しいなと思いました。
読み子が問題解決の本を読むのが初めてだったこともあり、前半は特に理解しながら読もうとすると時間がかかりました
ロジカルシンキングやフレームワークなどの知識がない状態でいきなり読むとかなり難しく感じるのではないでしょうか。読み子は一応知識としてはひととおり持ってはいますが、ここまで(この本で学ぶ考え方)突き詰めてしっかり考えれていなかったので「サクサク読み進める」ことはできなかったです。
ラストの2章くらいは、「ゴールまで考えた後の動き」だったので比較的サクサク読めました。
この問題解決のスキルは、組織が大きければ大きいほど正しく使うのが難しいものだなと感じましたね。組織が小さければ簡単というわけではありませんが、見当違いなモグラたたきをしてしまわないようにしていかないといけないなと思いました。
著者のプロフィール
高田貴久氏のプロフィール
- 1973年生まれ
- 東京大学理科Ⅰ類中退、京都大学法学部卒業
- 1998年戦略系コンサルティングファームアーサー・D・リトルに入社
- 幅広く経営課題の解決を手掛け、同社で採用担当・教育研修担当を務める
- 2002年マブチモーター株式会社入社。
- 5006年株式会社プレセナ・ストラテジック・パートナーズを設立。ビジネススキルの体系化と普及を掲げ、企業の発展と個人の成長に尽力。
著書
ロジカル・プレゼンテーション
岩澤智之氏のプロフィール
- 1981年生まれ
- 東京工業大学工学部経営システム工学科卒業
- 2004年アビームコンサルティング株式会社入社
- 企業戦略立案・業務プロセス改革等コンサルティング活動
- アビームM&Aコンサルティング株式会社(現マーバルパートナーズ株式会社)にてM&Aを中心とした全社改革業務・企業価値算定業務等に従事
- 2008年プレセナ・ストラテジック・パートナーズに参画
執筆協力
- ビジネスデューデリジェンスの実務
- 企業分析力養成講座
「問題解決」を読んだ感想まとめ
読み子の個人的な意見ですが、
めちゃくちゃ勉強になりました!!
フレームワークもいくつか出てきて、それぞれは知識としては知ってはいたんですけど「はぁあああ・・・・ほぉおおおお・・・」と終始感心しっぱなしでした(笑)。
問題解決がテーマになっているほかの本も読んでみたいなと思いました
本の中で分類される思考型だと読み子は分析屋だと思ったので、何度か読んで問題解決型(この本で目指すゴールです)になれるようにしたいです。
理詰めで考えるタイプは、この本面白いと思います(笑)。
問題解決の本を読んだことがない人にぜひおすすめしたいです。
ぜひ読んでみてね
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