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中村桃子さんの「ことばが変われば社会が変わる」を読みました。
「カウンセリングとは何か」を本屋で見つけたときにすぐそばの新書コーナーで見つけました。
まずタイトルが目を引いて、ちょっとパラパラしたら面白そうだなって思いまして。
「ことばが変われば社会が変わる」はちくまプリマー新書なのですが、ちくまプリマー新書を手に取ったのはたぶん初めてです。
この本を読んだのは、
- タイトルに惹かれた
- 表紙のデザインがピンクでかわいかった
- 導入が「セクハラ」ということばについて書かれていて興味をひいた
からです。
「ことば」に関心があるひとは、興味深く読める本だと思います。
社会言語学という学問があることも初めて知りました。非常に興味深かったです。
導入が「セクハラという言葉ができたときの社会の動き」だったので、
あー・・言われてみればたしかにこんな感じだったかも・・・
今では当たり前のように「〇〇ハラ」という言葉が乱立していますが、セクハラという言葉が社会に認知されるまでの物語は感動でさえありました。
ちくまプリマー新書は、筑摩書房が出している新書です。
「ちくまプリマー新書」は「さいしょの新書」「ちくまプリマー新書」は、「プリマー=入門書」の名にふさわしく、これまでの新書よりもベーシックで普遍的なテーマを、より若い読者にもわかりやすい表現で伝えていきます。彼らの知的好奇心を刺激し、それに応えられるものを目指します。学校でも家庭でも学べない大事なことを、わかりやすく、まっすぐに伝えていきます。
そして、若い読者にもちゃんと伝わるような本は、他の年代の読者にとっても有意義なものになるはずです。
引用元:筑摩書房ホームページ
筑摩書房が出している新書は「ちくま新書」もあります。
ちくまプリマー新書のほうがカジュアルに読めるイメージですかね。
ちくまプリマー新書の刊行歴はこちらを。
ちくまプリマー新書は表紙カバーのデザインもちょっとかわいくてなんか好き(笑)。
新書を出版しているのは筑摩書房だけでなく、ほかの出版社からも出ています。
新書とは、新書判(105×173mm)の本のことをいいます。
新書の定義は実はサイズのことです。
文庫サイズよりちょっと縦に大きい本が新書なんですよね。
読み子は新書のサイズ大好きです。
バッグに入れるのにもほどほどのサイズですよね。
ちくまプリマー新書は内容もわかりやすく書いてくれていますし、これから本屋に行くときは気にしてみようかな
新書は専門書以外にも新書サイズの小説なんかもありますけどね。
新書コーナーと選書コーナーはどの本屋さんもだいたい近くにあると思います。今まで選書や新書に目が行っていなかった方も、ちょっと見てみると興味がわく本があるかも・・・。
簡単に言うと、ことばと社会の密接な関係でしょうか。
具体例で解説してくれるので、社会言語学とか知らなくても興味深く読める本だと思います。
本の中に出てくる具体例としては
- セクハラ
- 女子力
- 名前
- パートナーの呼び方
などです。
女子力とパートナーの呼び方のパートはすごく面白いと思いながら読みました。
女子力は女子力という言葉が出て来た当時のことをすごく思い出しましたし、パートナーの呼び方については各個人の持つ常識によって言葉の捉え方が変わるということを考えさせられました。
人のパートナーをどう呼ぶかって確かにすごく難しいし、「これ!」という正解がないな・・というのは困ってる問題なのに忘れがち。
なんというか・・・「ことばって興味深い!」と再認識させられた本でした。
「ことばが変われば社会が変わる」について紹介しました。
最後のパートナーの呼び方についてのパートは、わりと万人が興味深く読める内容じゃないかなと思いました。
軽くパパ~ッとも読めるし、じ~っくり考えながら読むのもどちらもできる本だと思いました。
初めて新書を読むというひとにも、読みやすい本だと思いますよ。
良本でした!
ぜひ読んでみてね
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